Archive for the ‘ Osteopathy In The Cranial Field ’ Category

Wisdom in the Body (ウィズダム・イン・ザ・ボディ)

人間は、常に努力しなければならない。

人間は、常に成長する環境に身を置かなければならない。

常々、そう思って人生を生きている(つもりである)。

そして、意識している、していないに関わらず成長する瞬間を感じる時がある。
しかも、大幅に、、、

この書は、そんな体験を与えてくれた一冊です。
少なくとも、私にとっては…

先週紹介した、Teaching in the Science of Osteopathyで語られている頭蓋仙骨系治療の理論的な内容が上手くまとめられており、頭蓋仙骨系の治療では欠かせない、知覚に対するトレーニングの方法も色々紹介されています。

ミッドタイド、ロングタイドを触診できるようになるには、たいへんな修練が必要になりますが、それに見合うだけの成果は期待できると思います。

また、診断に関しての考え方、技術は、非常に勉強になり、今後の臨床の現場で活用していきたいと思います。

 

そのときの患者の特定の状態に適合して、健康の核心をつかんで治療に当たる。

頭蓋仙骨系の治療の、さまざまなアプローチの方法などなど、

この書は、本当の治療とはなんなのかを私に教えてくれた最も印象深いもののひとつです。

 

ウィズダム・イン・ザ・ボディ
ウィズダム・イン・ザ・ボディ Michael Kern (著), 高澤 昌宏 (翻訳)

エンタプライズ 2007-02-20

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原書はこちら↓↓↓

Wisdom in the Body: The Craniosacral Approach to Essential Health
Wisdom in the Body: The Craniosacral Approach to Essential Health Michael Kern (著)

North Atlantic Books 2005-08-31

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本家Amazon.comはこちら↓↓↓

Wisdom in the Body: The Craniosacral Approach to Essential Health
Wisdom in the Body: The Craniosacral Approach to Essential Health by Michael Kern (Author), Franklyn Sills (Foreword)

North Atlantic Books 2005-06-10

Average Review star
starAmazing book
starWisdom in the body, Michael Kern

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立ち読みはこちら→Google Books

 

 

Teachings in the Science of Osteopathy

頭蓋オステオパシーの始祖、William Garner Sutherland D.O.(ウィリアム・ガーナー・サザーランド)の名著。

William Garner Sutherland D.O.の数十年間の研究の結晶で、頭蓋オステオパシーの基礎となるものが詳しく述べられています。

世界中の頭蓋仙骨系治療の元となったと言ってもいいでしょう。

どのように、ヒントを得たのか?

どのように、頭蓋仙骨系を研究したのか?

一次呼吸メカニズム

脳脊髄液の波動

相互張力膜

脳・脊髄の自動性

頭蓋骨とそれに付随して動く仙骨の可動性

診断と治療

など、頭蓋治療の理論のメインとなる知識、William Garner Sutherland D.O.の考え方を得ることが出来るでしょう。

最後の章(A Tour of the Minnow)で、小さい魚になって脳脊髄液の中を泳ぎ回って解説するアイデアは、サザーランドならではで秀逸です。
第四脳室からくも膜下腔に泳ぎながらの説明は感動ものです。

末巻では、頭蓋以外の治療の方法がWilliam Garner Sutherland D.O.本人の治療している写真付きで、多数掲載されています。
ほぼ全身の治療方法と、William Garner Sutherland D.O.が見たDr. Stillの治療法もいくつか紹介されています。

William Garner Sutherland D.Oが書いたものですが、随所に編集者のAnne L.Wales D.O.の解説がされております。
解剖や生理学の専門的な内容やサザーランドの考え方の補足説明がありますので、非常に理解しやすいと思います。

William Garner Sutherland D.Oは頭蓋オステオパシーの始祖とされています。
しかし、実は、頭蓋が縫合で動くことのヒントを与えたのは、Dr. A.T.Stillです。
サザーランドは、この著書で、はっきりとそう語っています。
Dr. A.T.Stillは、頭蓋に自動性があることを既に知っていたが、その研究を愛弟子のサザーランドに託したのではないでしょうか。

Teachings in the Science of Osteopathy
Teachings in the Science of Osteopathy William Garner Sutherland

Rudra Pr 1990-12

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Teachings in the Science of Osteopathy
Teachings in the Science of Osteopathy William Garner Sutherland
Rudra Pr 1990-12

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2003年出版、第3版はこちら↓↓↓

Teachings in the Science of Osteopathy
Teachings in the Science of Osteopathy

D.O. William Garner Sutherland

Sutherland Cranial Teaching foundation, Inc. 2003

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※ 現在、Amazonでは高額で取引されていますが、Sutherland Cranial Teaching Foundation, Inc. にて定価販売されていますので、購入希望の方は、こちらのほうが良いと思います。

 

 

CranioSacral Therapy

ご存知の方も多いと思いますが、頭蓋仙骨系の理論に関することは、いくつかの考え方があり、どのような仕組みで動いているのか、そのメカニズムに関しては研究者の間で、意見が分かれています。

そして、このC.S.T.(頭蓋仙骨療法)は、理論部分は圧力一定モデルを採用しています。
これが、本当に正しいか、そうでないかの結論がでるのはまだまだ先の話になると思います。

しかし、治療法に関しては、誤解を恐れずに言えば、どの考え方を持ってしても、ほぼ同じといってもいいでしょう。
指や手の置き方などは、様々なバリエーションがありますが、優しく、軽いタッチで縫合、可動性を調整し、正常状態に戻すことがその治療とされています。

理論、治療法の成否は、ここでは問うことはいたしませんが、このC.S.T.(頭蓋仙骨療法)は、これから頭蓋仙骨系の治療法を学ぶ方には、最適というのが私の意見です。

頭蓋仙骨リズムをつかむことは、非常に難しく、少々の修業が必要と思いますが、その他の治療法は、その他の頭蓋仙骨系の治療法に比べれば、かなりやさしいと思われます。

特に、10ステッププロトコルに関しては、頭蓋仙骨リズムをつかむことができない人でもとりあえずの治療は行えるようにシステム化されており、経験の浅い方でも治療が行えるように工夫されています。

この書自体は、10ステッププロトコルができる以前に書かれた少し古いものですが、10ステッププロトコルで使われている手技は全て記載されていますので、この書を頼りに学ぶことは、頭蓋仙骨系の治療法を習得していくには一番の近道かもしれません。

著者のJohn E. Upledger のサイトはこちら→The Upledger Institute, Inc.

 

Craniosacral Therapy
Craniosacral Therapy John E. Upledger (著), Jon Vredevoogd (著)

Eastland Pr 1983-02

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本家Amazon.comはこちら↓↓↓

Craniosacral Therapy
Craniosacral Therapy John E. Upledger (著), Jon Vredevoogd (著)

Eastland Press 1983-02

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※以前は、スカイイースト出版より邦訳版が一般発売されており、書店で購入できましたが、現在は、日本オステオパシー学会でのみ購入することができます。

 

Osteopathy In The Cranial Field

Osteopathy In The Cranial Field (First Edition)
Osteopathy In The Cranial Field Harold I. Magoun, D.O.
Amazonで詳しく見る
 

オステオパシーを学び始めたころ、頭蓋仙骨の治療イコールC.S.T.と思っていました。
しかし、学びを深めていくとC.S.T.は頭蓋仙骨系の治療のほんの一部分でしかないことを知りました。
C.S.T.は、頭蓋仙骨系治療に関するDr.アプレジャーの考えで、C.S.T.のテンステッププロトコルは、あまり経験のない人にでも頭蓋仙骨系の治療が出来るように開発されたものです。

しかし、C.S.T.により頭蓋仙骨系の治療を世の中に広めたDr.アプレジャーの貢献は大きいと思います。

Osteopathy In The Cranial Fieldは頭蓋仙骨系の治療を深く学びたいと思っている人には、まさに最適な一冊になることでしょう。

頭蓋関係の治療はその祖、W. G. Sutherland, DOが有名ですが、その W. G. Sutherland, DO 以外が書いた書で最もオススメな一冊になります。

頭蓋の理論、解剖学、生理学、発生学、縫合と頭蓋骨の動き。
診断方法、治療方法など、また、乳幼児、子供に対するアプローチの仕方まで、たいへん深く学ぶことが出来ます。

ただ、この書を理解するためには、ある程度の基礎医学の知識と頭蓋仙骨系の治療をある程度理解していることが必要になってきます。

すこし大げさかもしれませんが、右手に詳細な頭蓋関係の解剖学書、左手には頭蓋骨の模型を持って読まれるとより深く理解することが出来るかもしれません。

もし、あなたが頭蓋仙骨系治療のエキスパートを目指すのであれば、一読すべき一冊です。

現在、3rd editionまで出版されていますが、2nd edition以降、割愛されてしまった内容があり、
1st editionが人気で今でも手に入れることができます。

しかし、一般に購入できるところは本家Amazon.comで可能ですが、入手困難なためか、マーケットプレイスでは、少々高額な値段で取引されています。

ですが、 Sutherland Cranial Teaching Foundationにて原書の購入が可能となっています。

First Edition

Third Edition

 

日本語訳は、日本オステオパシー学会で購入することが出来ます。

Harold I. Magoun, D.O.(ハロルド・アイブス・マグーン)は日本ではあまり有名ではありませんが、頭蓋仙骨系の治療にたいへん貢献したD.O.のひとりです。